三位一体の主日C 箴言8・22-31 ローマ5・1-5 ヨハネ16・12-15 22-6-12
神様はお一方です。しかし、神様はわたしたちに、まことの慈しみ、まことの愛を示すために、3つの主体になられました。父と子と聖霊になられたのです。わたしたちは何よりも神様を大切にしています。天の父を愛しています。同じく、御子イエス様を愛しています。そして、父と子の愛の力、聖霊様を愛しています。天の父、イエス様が聖霊様によって音を奏でます。聖霊によって語ります。聖霊によって業を示します。聖霊によって父と子の愛がわたしたちに注がれます。愛が見えるものとしてわたしたちに現れます。父と子と聖霊、三位のお方に賛美と感謝。今日、三位一体を祝います。
万物をお創りになった方は神様です。わたしたちはこのように言います。天の御父は御子イエスに言われます。わたしの心の思いを形にしておくれ。わたしの世界を造っておくれ。イエスは父のみ言葉を受け、初めに、天地を創造される。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。(創世記1・2)イエスは聖霊の力によって天地を造られたのです。万物は天の御父によって造られた。また、万物はイエスによって造られた。また、万物は聖霊によって造られたのです。
天地万物は神様によって造られたのです。
イエスが弟子たちと一緒に食事する。イエスはしみじみと弟子たちの顔を見ます。これが最後の食事、最後の晩餐になる。 イエスは弟子たちに言われます。わたしがあなたがたに語りたい事は、まだ、たくさんある。わたしが毎日行っている出来事、わたしに振りかかる出来事、神様からのわたしたちへの出来事。そして、神様の姿、わたしのまことの姿、わたしが語っても、あなたがたには理解できない。今、あなたがたの心は閉じているからだ。あなたの心がこの世の思いに閉ざされているからだ。あなたがたはまだ自分の思いのうちにいる。自分の世界の中にいる。目の前に起こる出来事を頭で受け取ろうとしている。経験のうちに取り入れようとしている。しかし、わたしの語る出来事は、わたしの行う事柄はあなたがを超えている。しかし、安心しなさい。その方、あなたの真理の霊が来るとあなたがたを導いて、わたしの出来事、わたしの事柄をことごとく悟らせてくださる。父からの出来事を、その真理をことごとく悟らせてくださる。その方はあなたがたの心を開く。あなたの世界を壊す。あなた自身をなくすのである。あなた今の自分、今までの自分がなくなった時、本当の自分になるのです。真理の霊は、自分の見ていること、聞いていることを語るのではなく、天の父から聞いたこと、わたしから聞いたことをあなたがたに告げるからである。 その方によってあなたがたはわたしが分かる。わたしを知るものとなる。わたしが聞いているものはすべて父からのものです。
真理の霊、聖霊様はあなたの心の中に入って来る。聖霊様はあなたの心と体を包み、あなたを食べる、あなたは聖霊様のものになるのです。
だからわたしはあなたがたに語ったのである。父が持っているものはすべてわたしのものである。その方、真理の霊、聖霊様は父の持っているもの、わたしの持っているものを受けてあなたに告げるのである。 父と子と聖霊、宇宙の外におられる神様、わたしの中に入っておられる神様、そして、父の愛、イエスの愛をわたしたちに届けてくださる、父への道、イエス様への道を歩くように導いてくださる聖霊様。 三位一体の神様に感謝と賛美。