年間第21主日 イザヤ66・18-21 ヘブライ12・5-7,11-13 ルカ13・22-30 22-8-21
「主よ、救われる人は少ないのでしょうか。」「あなたにとって救われるとは何ですか。」
「救いはわたしにとっての安心です。煩いのない生活を送りたい。悪い誘惑から守られたい。正しい道を歩みたいのです。」「それなら、狭い戸口から入るよう努めなさい。心の静けさが求められています。自分の思いから離れなさい。心も体も肉の豊かさを求めてはいけない。神様に心を留めなさい。神様の心に耳を傾けなさい。あなたは、救いは自分への恵みだと思っている。あなたにとって体の不自由なに救いはあると思いますか?全く体を動かせない人に救いはあると思いますか?神様の救いは誰のためにあるのでしょうか。
「お前たちはどこの者か知らない。」
救いは与えられるものではありません。あなたが人のことを気遣う時、神様の心があなたに入ってくるのです。あなたが神様のみ心を知り、救いを知るのです。
救い…神の国…喜びの宴会の席
神の国の宴会の席に着く人は少ないのでしょうか?あなたはその席に着きたいのですか?
あなたはアブラハム、イサク、ヤコブを知っていますか?どのような生活を送ったか,どのように神様と出会ったか、どのように神様に従ったか。
アブラハムの道を思い巡らし、アブラハムと神様の出会い、行いを思い巡らし、あなたの生活の道を歩みなさい。救いとは、神様への心の道を歩むことです。人と出会い、心をつなぐことです。
神様のみ心に受け取ってもらえる、その温かさ、イエスと共にいる温かさ、それが神の国の宴ではないでしょうか。神様の安らぎ、おおらかさ、温かさが心に体に入ってきます
神様の救いの恵みに満たされますように。