年間第12主日A エレミヤ2010-13 ローマ512-15 マタイ1026-33   23-6-25

  あなたは信仰生活を送っていますか。わたしたちはこの世の常識に動かされているのではないでしょうか。例えば、何かを判断するとき、周りの人たちの事を考えながら、そうですねと言ってしまうのではないでしょうか。 今を打ち破る。洗礼を受けた時を思い起こしたいと思います。神様に出会った。神様のみ心を知り始めた。神様から命を注がれてこの世に生まれた。そして、人は自然に支えられて生きている。人は人に支えられ、支えて生きている。

 

主は言われます。また初めから、歩き始めましょう。 

わたしたちは机の上で聖書を読み始めます。祈りを大切にします。主の言葉を思い巡らします。しかし、あなたのその思い行いは、自分の世界に自分の城を作っているのです。その熱心さは信心です。自分の世界を打ち破って、人と出会うのです。

つながりは、何かと共にいることです。まず、自分の命を思ったらいい。命はつながりです。人は神様から命を注がれ、生きるものとなる。第一に神様とつながっているのです。

第二に、人は自然に支えられて生きている。それを忘れてはいけない。自然を思いなさい。人は自然とつながっている。

第三に、人は人の中で人となるのです。人と出会いなさい。人とつながっている。

 

命はつながりです。生きている。自然とつながっている。人とつながっている。

 

人と出会いに行きなさい。しかし、あなたは何によって、そのように武装して出かけるのですか。まず、出会う人、その人を恐れてはいけません。その人に勝つのではありません。その人と語り合う。その人の心、心の中にある体と結ばれるのです。

 

わたしがあなたに言うことを真剣に受けとめてほしい。わたしは暗闇であなたに言っているのではありません。わたしは耳打ちでそっとあなたに言っているのではありません。

しかし、あなたが、わたしが暗闇で語ったというのなら、その時、あなたの心が閉じていたのではないですか。わたしの言葉を、心を開いて明るみで言いなさい。あなたが、わたしが耳打ちでそっと語ったというのなら、秘密の中に語られたと思ったのではないですか。わたしの言葉をみんなの前で言いなさい。

あなたがどんな人であっても、心を開き、堂々と生きなさい。神様のみ言葉のうちに生きる。神様のみ心を明るみで、皆の前で言いなさい。何も恐れることはありません。自分を大切に生きる。あなたが大したことのない者と言われたとしても、あなたはたくさんの父のみ言葉のうちに静かに、おおらかに喜びをもって生きるのです。あなたが語る時 あなたはキリストの弟子ですと言い表しなさい。わたしを知らないという者はわたしも天の父の前でその人を知らないといいます。

 

神様とつながっている。自然とつながっている。人とつながっている。

だから人は生きるのです。 わたしは神様の中に生きている、堂々と生きるのです。