年間第28主日A イザヤ256-10a フィリピ412-1419-20 マタイ221-14         23-10-15

  イエス様はまた天の国のたとえを語られます。天の国はこの世から始まるということをまた思い起こしたいと思います。 天の国はある王が往時のために婚宴を催したのに似ている。今喜びの時を迎えた。この喜びを一緒に祝おう。王は、婚宴に招いておいた人々に家来を送った。王子の婚宴です。祝いましょう。国のため、王のために働いている人々に、前もって知らせていたが、今、また家来を送った。しかし、誰も来ない。誰も来ようとはしない。どうしたのだろう。王と心がつながっていなかったのでしょうか。王はまた別の家来たちを使いに出した。「食事は、特別に、王のところで飼っている牛や肥えた家畜を屠って用意しました。さあ、婚宴においでください。」しかし、人々はその呼びかけを無視した。それぞれ自分の仕事をやり続けた。前もって婚宴の日取りを決めていたのに、前もって知らせていたのに、人々は呼びかけを無視したのです。家来がまた来た。人々は家来を捕らえ、乱暴し、殺してしまいました。それを知った王は怒り、軍隊を送って、その人殺したちを滅ぼし、その町を焼き払ったのです。王は言います。婚宴に招いておいた人々はふさわしくなかった。町の大通りにD得て行き、見かけた人を、善人も悪人も皆に声をかけ婚宴に連れてきなさい。婚宴は客でいっぱいになった。 しかし、婚宴の客に礼服を着ていない者が一人いた。

「友よ、どうして婚宴の礼服を着ないでここに入ってきたのか。」この男は黙っていた。王は言う。「この男の手足を縛って、外の暗闇に放り出せ。」

した。

この世から続いている神様の天の国は何なのですか。 それは王の館、山の上の婚宴の席ですと言っているようです。 天の国は誰が招待されるのですか。 天の国は神様の場。すべてを捨てて、わたしに従って来る人たちのお祝いの席です。お祝いを語り合う、わたしも皆と出会いたい、顔を見たい、語り合いたかったのです。その婚宴には、選り抜きのご馳走を用意した。 しかし、誰も来なかったのです。

送った家来は預言者だと解説されています。預言者が捕らえられた。乱暴された。ある預言者は殺された。

 

あなたたちは自分たちの石で、律法という石で、自分たちだけの祭壇を造っている。そのような祭壇は偽物だ。壊してしまえ。そのような町は焼き払ってしまえ。わたしの心のうちに語る預言者、わたしの心のうちに行う預言者よ、善人に、悪人にも声をかけなさい。婚宴に多くの人が集まった。 その中に、礼服を着ない男がいた。王は問う。「友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか。」男は黙っていた。

 

礼服とは何ですか。その男は礼服を着ていなかった。礼服とは婚宴に呼ばれた喜びを持っていることではないでしょか。 「婚宴のお祝いに招待します。この日を喜びの日としましょう。」そう声をかけられた。そう呼びかけられた。 「毎日あまり祈っていませんが…。」 「今日から祈ったらいい。」 「さっき喧嘩をしてしまいました。」 「相手の人とご馳走を食べて話をしたらいい。」 礼服を着ていない。その人は、誰も自分の中に入ってきてほしくないかも知れません。喜ぶのが好きでないかも知れません。一人でいたい。話しかけられたくないのかも知れません。王は言う。「出て行きなさい。あなたは人の喜びを憎しみに変えてしまう。」

 

神様は多くの人を、悪人でさえも、招かれています。選ばれる人は少ない…のですか。

あっ、間違った。その時、素直に「ごめんなさい」と言えたらいいと思うのです。

こんな悪の心、神様は分かってくれないよ、そんなことはない。イエスは人の弱さを十分知っている。

人の苦しみを十分知っている。安心しなさい。わたしはあなたよりもっともっと苦しんだ。

 

神様の選り抜きの食卓に向かって歩いて行きたいと思います。