神の母聖マリア 24-1-1
明けましておめでとうございます。
神様はわたしたち皆に出発の時を与えてくださる。嬉しい。 ちょっと悪い事をした。いや、大変な失敗をした。今迄、自分勝手すぎた。自分のことしか見ていなかった。 たくさん心に残っている。自分を見つめたらいい。静かな自分はどこかへ行ってしまった。悔い改めたらいい。
こんな我儘な自分にも、こんな年寄りにも、人のために何もしていなかった自分にも、今日から出発だ。赤ちゃんイエス様が出発される。マリア様にも、ヨセフ様にも出発の時である。
入祭唱は語ります。光は、今日、わたしたちに与えられた。わたしたちの上に輝いている。
人よ、わたしの言葉を聞いていますか。わたしの思いを受け取っていますか。人よ、お前たちはわたしのもどかしい思いをさせている。わたしはお前たちと、目と目を合わせ語りたい。お前たちの心を、今日、光をもって照らす。わたしに向かって、精一杯、心を開いてほしい。
今日、祈る時間があったらいい。静かにわたしを見つめてほしい。わたしはあなたに応える。
あなたに祝福を与えます。 あなたを欲求から守ります。まことの恵みを知ります。平安の中に入ります。
その時、羊飼いたちは、急いで、大きな星の示す道を進んだ。小屋を見た。小屋に入った。静かな世界があった。そして、母マリアを見た。父ヨセフを見た。飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を見た。天使たちの話してくれた通りだ。心が、一層、弾んだ。皆にその出来事を話した。小屋にいた皆は羊飼いたちの話を不思議に聞いた。母マリアはこれらの出来事をすべて、心に納めて、思いめぐらしていた。 羊飼いたちは、自分たちの行いが、出会った人たちに受け入れられたことが、嬉しかったのです。不思議な出来事、天使たちを見たこと、言葉を聞いてくれたことに感謝したのでした。
神様が守ってくださる。恐れずに、静かに、勇気をもって、善い事を行ってゆく。
今日、新しい自分の出発でありますように。